シャープの蓄電池で、勝手にキープ残量が変わってしまうことがあります。

キープ残量とは、蓄電池に最低限の電気を残しておくための設定です。

蓄電池に貯めた全ての電気を使ってしまうと、いざ停電が起こった際にすっからかん・・・ってことになってしまいます。

こうならないように、あらかじめ「これだけは電気を残しておく」というキープしておく電気の量を設定できます。

これが「キープ残量設定」です。

この「キープ残量設定」が知らない間に変わってることがあるんですね。

「20%」ぐらいにしてたはずが、知らない間に「50%」に??

なぜそんなことが起こるかというと「蓄電池のAI制御」によるものです。

実は、最近、蓄電池のAI制御が進化し、「雷注意報連携」ができるようになりました。

雷注意報が発令されると、停電の可能性が高まりますよね?

そのため停電に備えて、蓄電池の残量を計算し、電気の確保をします。

この時、「キープ残量を変更して、電気を確保する」という動作になります。

これがキープ残量が勝手に変更されるという、裏側だったんですね。

ちなみに、雷注意報が解除された後は、もとの状態に戻ります。

ただ、「雷注意報」ですので、意外とこっちが気づいてないことが多いんですね。

警報でしたら、「ハッと」目に止まりますが、注意報は知らない間にスルーしてしまってたり(笑)

その間も蓄電池のAI制御はきちんと電気の備えをしてくれてる訳ですね。

賢い!そして頼りになる!

もし、キープ残量が勝手に変わってたら、天気予報を確認。

もし、HEMSも設置してAI制御モードなら、逆に正常に動いてる証拠なんで、安心してください。